親の焦り子知らず

ドログバーナ

2013年03月18日 17:16


先日の2泊3日家族旅行での帰り道。。



私は、旅先での疲れもあってか
ほげぇーっと口を半開きにして
もう帰れるよ〜
おうちに帰れるよ〜

そう思いながら
半覚醒状態で新幹線に揺られていた。。

とにかく疲れが出ていた・・・

顔に如実に出るタイプなので
多分誰もが関わるのやめよって思ったに違いない。。

富士山が綺麗だよ・・・
見てみぃ・・・


嫁からの声も
特に反応せず。。

そんなこんなで
東京を出発して、最寄りの駅となる掛川まで
あと数十分に差し掛かったとき。。

コトは起きた。。





「おしっこ」
と言い残し、三女そらはトイレのある
デッキに向かって席をたった。。

ひとりで大丈夫か!?
そう思うも、まだまだ半覚醒状態だったので
そのままにしていた。。


そして、
しばらくして、今まで軽快に走っていた
車両が速度を落とし始めた。。

やばぃ
と思い、私はパッと覚醒した!!

小走りにデッキに向かった。。

おしっこって言いながら
出した刺激でうんこしてんじゃねえだろうな・・・

どこのトイレに入った!?

全くわかりません。。

そらーー

返事がない。。

やぁーい。。

どこだどこだどこだーー。。


そして、目の前のトイレが
赤の使用中に変わっていたので
ここだ!と思い

そらいるの?

と声をかけたところ
ガタンゴトンという雑音の中
居るよと返ってきた。。

それを聞いたとたん
私は、ドアをノックした。。

もう着くから出てきて!と・・・

返事がないので、さっきよりも強く
ドンドンドン!!
開けなさい!とりあえず、ここを開けなさい!!

もうすでに、スピードもかなり減速していたので
私は、かなり焦っていた・・・

ドンドンドン!!
開けろーーーーーーー!!
今すぐ、開けろーーーー!!

罵声へと変わった。。


なのに、とにかく返事がないんだ・・・

おいっ!着くから!!
開けなさい!!

乗り過ごしたら
お金かかっちゃうよ!!



すると、
事を済ませ、スッキリした顔で
パパうるさいよって言いながら
真後ろの障害者トイレから出てきた。。

へぇっーー!?

バツが悪くなった私は
ドンドンゴンゴンガンガンやり続けた
トイレのドアの隙間に向かって
小さく
「ごめんなさい、間違えました。」
と言い残し、席に戻った。。


しばらくして、サラリーマン風の人が
えも言われぬ顔で客席に入ってきた。。

たいへん悪いことをした・・・

あんなことされたら引っ込んじゃったね。。


そう思いながら、そそくさと下車した。。




関連記事